
どうも、YoSK8(ヨースケ)です。
JTから新型高温加熱式たばこ用デバイスの「Ploom S 2.0(プルームエス2.0)」が登場しますが、実機を先行入手したのでレビューしたいと思います。
結論から言えば、現行プルームエスよりも使いやすくなった印象ですが、それでもやっとアイコスやグローと肩を並べたくらいのレベルかも。
目次
プルームエス2.0の特徴

プルームエス2.0はメンソール感の向上を求める加熱式ユーザーの期待に応えるべく作られた「メンソール特化型」デバイスです。
現行プルームエスからアップデートした部分は以下の通り。
- 吸いごたえ・メンソール感がアップ
- 22本の連続使用が可能
- 1本の使用時間が延長
- 加熱時間と充電時間が短縮
- USBがType-C化
詳細についてを解説していきます。
新加熱モードのテイストアクセルを搭載
プルームエス2.0は「通常モード」と新加熱モードとなる「テイスト・アクセル」の2つを搭載。
このテイストアクセルをONにすることで、現行プルームエスよりも加熱温度の「ピーク時間」を長くすることが可能になりました。

これにより、メンソールとレギュラーどちらの吸いごたえも通常よりアップしています。
基本スペックもアップグレード
プルームエス2.0は現行プルームエスより加熱時間と充電時間が短縮され、たばこスティック1本の使用時間も4分30秒にまで延長されました。
フル充電時の連続使用回数は最大22本となっています。
充電ケーブルはType-Cに変更され、本体価格は3,980円 (税込) とリーズナブルな感じ。
プルームエス2.0と現行プルームエスのスペックは以下の通りです。
| プルームエス2.0 | プルームエス | |
| 加熱モード | テイストアクセル ON/OFF | 1種類 |
| 加熱温度 | 約200℃ | 約200℃ |
| 加熱待ち時間 | 約30秒 | 約40秒 |
| 使用可能時間 | 4分30秒 (14パフ) | 3分30秒 (14パフ) |
| 充電時間と充電サイクル | 60分/約20本 (90分/約22本) | 90分/約10本 |
| 充電ケーブル | Type-C | microUSB |
| 重量 | 約105g | 約95g |
| サイズ | 約56 ×93 ×25mm | 約56 ×93 ×25mm |
プルームエス2.0の発売日・販売店

プルームエス2.0は2020年7月2日より全国同時発売となります。
販売店はCLUB JTオンラインショップ、Ploomショップ、CLUB JT公式オンラインショップ楽天市場店、コンビニ、タバコ店など。
プルームエス2.0のパッケージと付属品

プルームエス2.0のパッケージです。

セット内容はこんな感じ。

付属品はデバイス本体、ACアダプター、USB Type-Cケーブル、ユーザーマニュアル。

クリーニングブラシは付属しません。
プルームエス2.0のデバイス

プルームエス2.0のデバイス(アイスシルバー)はこんな感じ。


現行プルームエスのカラバリにはないクールな色味になっています。

デバイス上部のスライドカバーはブラック。

USBポートはデバイス底部にあります。

USBケーブルはType-C。

クリーニング蓋はデバイス側面に移動。

蓋を開けるとこんな感じ。

専用クリーニングブラシが廃止されたプルームエス2.0ですが、クリーニングには市販の細い綿棒を使用します。

クリーニングはデバイスのゴミや汚れが気になったときだけでOKとのこと。
プルームエス2.0のカラバリは全3色

プルームエス2.0のカラバリはアイスシルバー、ブラック、ホワイトの全3色。

外観は現行プルームエスと全く同じですが、スライドカバーがブロンズっぽいデザインになりました。

なかなかオシャレな雰囲気になっています。

今後は限定カラーも続々登場しそうですね。
プルームエス2.0の使い方

プルームエス2.0の基本的な使い方は従来と全く同じです。
使い方
- スライドをカバーさせてスティックを挿入
- 電源ボタンを2秒以上押せば加熱スタート
- 4分30秒 or 14パフ喫煙する
- スティックを抜いてカバーを閉じる
テイストモードの使い方
プルームエス2.0最大の特徴と言えるのが加熱モードを選べる「テイストアクセル」ですが、モードOFFで落ち着いた味わい、ONで強い吸いごたえと味わいに変化します。
テイストモードはデバイスボタンを3回連続で押せばON/OFFの切り替えが可能で、ON/OFFいずれの場合もスティック1本の使用時間などに変化はありません。
プルームエス2.0で吸った感想

実際にプルームエス2.0で各たばこスティックを吸ってみます。
テイストアクセルOFFで吸ってみた
まずはテイストアクセルOFFの状態でお試し。
OFFの場合はデバイスランプが青に点灯します。

……吸いごたえと冷涼感は旧型プルームエスとほぼ同じ印象。
落ち着いた吸い心地が好きな人にはちょうどいいかも。
フレーバーの味持ちも少しだけ長くなったような気がします。
テイストアクセルONで吸ってみた
今度はテイストアクセルONで吸ってみます。
ONの場合はデバイスランプが緑に点灯。

……メンソール感がほんの少しだけアップするので、その分だけ吸いごたえも微妙に強く感じます。
とはいえ、ぶっちゃけ期待していたほどの変化ではないかも 笑
半分くらい (約2分半) 吸うと、途端にたばこスティックの味と吸いごたえも弱くなります。
このあたりはまだまだ改善の余地がありそうですね。
レギュラーフレーバーも吸ってみた
メンソール特化型のプルームエス2.0ですがレギュラーフレーバーの吸いごたえはどうなのか?

ってことで、テイストアクセルはONの状態でレギュラー各銘柄を吸ってみます。

……旧型プルームエスよりも少しだけ吸いごたえが強くなった感じですね。
メビウスのレギュラーは香ばしいポップコーン風味が少しアップした印象。
キャメルのレギュラーは少しだけ甘さが増した感じかも。

吸いごたえ自体はわずかな変化でしたが、フレーバーの味が少しだけ濃くなった気がします。
レギュラー派も問題なく使えるはず。
まとめ
プルームエス2.0の先行レビューでした。
吸いごたえレベルのイメージはこんな感じかも。
アイコス 〉グローハイパー 〉プルームエス2.0 = グロー 〉プルームテックプラス
個人的には細いスティック専用グローと同じくらいの印象でしたが、基本スペックは従来よりも確実に向上したと思います。
それでは、また!
※プルームエス2.0は販売終了しましたが、後継機となる「プルームX」がリリースされました。










